1979年(昭和54年)5月に発売されたCanonのフィルム一眼レフカメラです。
スタンダードなフィルムカメラ
なじみのない絞り値(f/NO)よりも時間であるシャッタースピード値の方がユーザーにとっては分かりやすいことから、
絞り優先式に比べてコストは高騰するが、キヤノンはシャッタースピード優先式にこだわってきた。
しかし、アメリカを始めとする海外市場では、依然として絞り優先式AEの35mm一眼レフカメラが多数を占めていた。
そのような市場の背景から、海外販社からも絞り優先式AE機を望む声が多く寄せられており、その期待に応えざるを得なくなり開発されたのがAV-1であった。
このカメラと同時にFDレンズはワンタッチ着脱式のニューFDへと衣替えした。この機種用に廉価なFD50mm F2の標準レンズが用意された