卓越した描写性能を誇る、ハイグレードポートレートレンズ
シャープでヌケのよい、卓越した描写性能
高画質で定評のあるフォーサーズレンズ「ZUIKO DIGITAL ED 150mm F2.0」に匹敵する光学性能を実現しました。EDレンズを3枚採用することで、望遠系レンズに目立ちやすい軸上色収差を補正し、HRレンズを2枚採用することにより、大口径レンズで発生する球面収差を良好に補正します。全長69mmと小型ながらも、9群10枚の合理的なレンズ設計により、画面中心から周辺部まで、シャープでヌケのよい描写性能を提供します。
口径食の少ない、きれいな円形ボケを実現
F1.8の開放から、周辺部まで十分に光線を通すことで、柔らかで美しい円形状のボケを確保しました。また、ボケに輪郭線がついてしまうような二線ボケや、色収差によるエッジの色つきの発生も排除した光学設計により、被写体がくっきり浮き上がる印象的な撮影が可能です。
快適なマニュアルフォーカス撮影
手触りの良い金属製のフォーカスリングと絶妙の操作感、シャープでキレの良いレンズ性能が快適で正確なピント合わせをサポートします。OM-Dと組み合わせて使用することで、手ぶれの影響をおさえたファインダー像*をとおし、より正確なフレーミングやピント合わせが可能です。
*OM-Dのメニュー設定で半押し中手ぶれ補正をonに設定した場合
“MSC機構”搭載による、高速かつ静粛なオートフォーカス
“MSC (Movie and Still Compatible) 機構”は、軽量かつ少ないレンズ枚数で、高速かつ静粛なピント合わせを実現するために開発した先進の光学設計技術です。動作音の原因になるギアを排除し、サブミクロン精度に仕上げた金属軸(シャフト)と送りねじ(スクリュー・ドライブ)による機構を採用することで、ダイレクトにフォーカス用レンズを駆動させます。本レンズは、この“MSC機構”を用いたインナーフォーカス方式を採用し、小型で軽量なレンズ1枚の移動でピント合わせをおこなうことで、動画にも静止画にも快適な、高速かつ静粛でなめらかなオートフォーカス駆動を実現しています。