「Xシリーズ」史上最高画質と多彩な色彩表現を実現
2610万画素数を誇り、X-Trans CMOSの特徴である独自のカラーフィルター配列により、光学ローパスフィルターなしでモアレや偽色を抑制。
多彩な色調・階調表現を設定できるフィルムシミュレーションのさらなる充実、動体追従性の大幅な向上、
あらゆる被写体を確実に捉える高速・高精度AF、シネマカメラに匹敵する本格的な動画機能など、
新デバイスと新アルゴリズムの組み合わせにより、X-Trans CMOS 4のポテンシャルを最大限に引き出し、
あらゆる面でXシリーズ史上最高のパフォーマンスを実現する。
0.02秒、 AFヒット率向上
AF処理のシーケンスを適化することで0.02秒の高速AFを実現。
被写体の動きを予測するアルゴリズムにより約90%以上のAF合焦率を実現した。 像面位相差画素を画面全部(約100%)に配置した「X-Trans CMOS 4」と高速処理を実現する「X-Processor 4」と組み合わせることで、画面内の被写体に素早く正確にフォーカシングする。
フィルムシミュレーション
長年の研究の中で導き出した色。 Xシリーズでは、それらの色を、作品の表現として簡単に使用することができる。 X-T4では、新たな色の提案として「ETERNA ブリーチバイパス」を追加した。 彩度は低く抑えられつつもコントラストのある仕上がりの絵は、フィルム時代から多くの写真家や映像作家に支持されていた銀残しのフィルム現像技法を忠実に再現。表現の選択肢を更に広げる。画質設定の「ハイライトトーン」と「シャドウトーン」をプラス側に、「カラー」をマイナス側に設定すると、銀を多く残したような風合いを再現できる。
ボディ内 手ブレ補正
バネを使わず磁力を駆使した構造や、従来の約8倍もの検出精度を持つ高性能なジャイロセンサーの採用により、 防振ユニットを現行機*から約30%小型化、約20%軽量化しながらも29本の内18本のXFレンズで5軸・6.5段もの高い補正効果を発揮する。 また、シャッター衝撃吸収機構のレイアウトや素材を見直し、高速シャッターユニットで発生するブレのリスクを減少しており、シーンでカメラの性能をフルに発揮することができる。
動画性能
X-T4ではシームレスな静止画と動画の撮影スタイルを実現した。 静止画/動画切替ダイヤルを天面に配置することで、静止画モードと動画モードを瞬時に切替えることができる。 また、動画専用のメニュー画面とクイックメニュー(Qメニュー)を設けることで、動画撮影時の操作性が大幅に向上した。